せいしろうカンボジア日記

カンボジア留学の記録

まいにち日記12/15 3日間の振り返り!?

反則ですが、体調不良という言い訳で乗り切ります。

12/13

船橋さんに会う前日、12/11頃から悪かった体調は良くなったり悪くなったりしながら、3日目に入りました。

この日は一日NyoNyumでカンボジア各地域の観光情報を集める作業をしました。観光情報といっても遺跡か寺などの観光名所もしくは穴場情報をさがしていました。

NyoNyumのあと、いったん家に帰り、少し寝たのか、作業をしたのか、よく覚えていませんが7時ごろまで家にいました。

7時30分ごろから自転車に乗ってボンケンコンのホテルコーデュロイ(箕輪厚介さんのイベント会場だった日系のおしゃれホテル)に行きました。
このホテルでインターンをしている人が屋台を引っ張ってプノンペン中で日本酒を売るという怪しいビジネスというのでお話を聞きに行きました。

しかしインターンのお仕事が忙しそうだったのと、私自身が別の作業に没頭していたのもあって、気が付いたら夜の11時、閉店時刻とおやすみ時刻になりました。ほとんど話さず終わってしまいました。神出鬼没の日本酒屋台の真相は未だプノンペンの喧騒中に。

12/14

NyoNyumの土曜日は半日出勤。
もちろん出勤しましたが、すっからかんが売りの頭が異常に重く半日ずっと頭を垂れておりました。

午後には「5万円で日本の運転免許を取ろうプロジェクト」の名残の自動車教習(初心者がいきなりカンボジアの路上で運転するという貴重な経験)3時間がありましたが、安全面を考慮し、振り替えてもらって家で寝ました。
というよりは、仕事終わりにいったん家で寝て起き上がれなくなったのでそのまま寝たのでした。

12/15

朝起き上がった時にクラクラしたので、午前中いっぱい寝ることにしました。
午後4時から教会で日本語ミサに参加する予定だったので、それまでゆっくりしました。

午後1時ごろになってついに24時間寝たので、パソコンを開いて多少作業をしました。最近は成人式後
の同窓会の企画でつかう作文を集めているのですが、そうとうリマインドをかけているのに、締め切りを無視する人がいるので悲しくなりました。

3時50分になって慌てて家を飛び出て、ボンケンコンのケンタッキー近くの教会までチャリを飛ばしました。8分でぎりぎり到着。

教会を一時的に借りている日本人の神父さん(?)のご家族とそのほか2家族の超アットホームな集いに、私がちょこんと参加しました。

集まりでは、日本語の賛美歌を歌い、日本語でお祈りの言葉を述べて聖書の講読が始まりました。講読では、聖書を音読して主に子供たちに説明していました。内容はルカの福音書19の1のナントカという町のザントカという徴税人のお話でした。

印象的だったのが子供たちの記憶力。2週間前に覚えた聖書の一節を暗唱するという一幕がありました。2週間前にどういった学習がなされていたかは定かではありませんが、詰まることなくすらすらと暗唱するのを聞いて驚きました。他の子の暗唱をきっかけに思い出したような子も、超すらすら。
脳の神秘に思いをはせました。

 

教会の後、先日のスーツのサイズ確認のために仕立て屋に行きました。
仕立て屋が15日の午後5時を指定したので、その時刻にいきました。

そしたら「まだできてないから明日(月曜日に)来い」と抜かしたので、クリスマスプレゼントの因縁に(少し関係ないけれど)締め切りを気にしない人々への恨みをつけて、ブチギレました。

どれだけ下手な英語でワーワー言いつのったところで、仕立て屋のハゲがイェスしか言わないので、こっちがバカに思えてきました。

「週末しか来ん」と宣言し、来週日曜日(22日)の午後5時にサイズ確認を行うことにしました。完成日は25日だと契約書に書いてあるので3日で作ってもらいます。

ちょっとハゲには申し訳ないような気がしますが、次の機会にもう少しましな対応をするためのいい経験になりました。

まいにち日記12/13 風邪気味でトビタテ船橋さんと会う

今日は(?)、トビタテ留学ジャパンの発起人で、「海外に1万人送る」という目標達成のめどが立つまでトビタテのプロジェクトディレクターを務めていた人です。いろいろすごい人ですが、今日は「トビタテの父」に会ったということで話を進めます。

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体調不良でなんとか5時まで耐えた後、たぶんカンボジア史上初ドラッグクイーンになった日本人女性とお会いして(また今度お会いしてしっかりお話したうえで報告します)、そのまま相談会会場に向かいました。

概要のような

カンボジアに留学をしているトビタテ生のうちの6名があつまり、カンボジア料理のお店で船橋さんを囲んで大相談会を開きました。

船橋さんは現在シンガポールを拠点に、アセアン地域の起業家をつなぐハブとなるために活動しています。今回も山奥にある先端的なIT大学キリロム工科大学への訪問を理由にカンボジアに来られました。

いい自己紹介

私は、カンボジアの総理大臣のパレードで渋滞にはまった後、盛大に遅れて会場に着きました。セキュリティのためにモニボン通りを封鎖するのです。

定石通り自己紹介から始まりました。こちらも当たり前ですが、何をしているの?どうしてカンボジア?どうやって見つけたの?という相槌が帰ってきます(最近までの私には当たり前ではなかったので「当たり前」と書いているという点に注意ください)。そこに関して自信がないのはどうにかしないと、と早速思いました。

自己紹介は場数が効いてくるな、と船橋さんの挨拶と私を比べて思いました。そういう挨拶をするにはやはり、先の質問を先回しで解いておく必要があるのかと思います。
船橋さんが近く出版した著書「トビタテ!世界へ」にも、「Who are youにこたえる方法」という章があったようななかったような。

大相談会

船橋さんの醸し出す包容感的などっしりした感じの雰囲気と、しかしその中に確かにあるすごいオーラに惹かれて思わず姿勢を正して聞き入ってしまいました。たぶん先入観です。

周りの人も同じように引き込まれたか、船橋さんの近況、他国のトビタテ生の状況といったフォーメーションラップ的な会話が終わった後、徐々にお悩み相談になりました。

進路や将来に関する不安、優れた人と出会うためにすること、悩みを抱え込んだ時の解決法などなど。

その解答すべてを書くことが目的ではないので、船橋さんのお話の中でおもしろいなと思った一部を紹介します。

おもしろいと思った会話

船橋さんの昔ばなし

船橋さんが大学生の頃、彼女に魅力がないというようなことを言われて離縁されて絶望したという界隈では有名なお話があります。この彼女のセリフ(正確性に不安があるのでごまかします)を発言に対して行動が伴わないことを踏まえた意見だと認識したといいます。

行動することが魅力になる。もしくは魅力的な人は行動している。その当時の船橋さんがそう感じたかはわかりませんが、今の船橋さんはそういう解釈ができる語りをしました。

事実として、当時の船橋さんは睡眠時間を大きく削って哲学、心理学などを読み漁ったといいます。尋常の覚悟ではできないようなことを実行したことは確かです。

それを思うと、「行動する」を外界に対してのアクションだと考えている私がいることに気づきました。
自分に対しての活動が、「行動」になるのは結果が出るからでしょうか、それとも驚異的な熱量をもってして行うことが行動をするということなのでしょうか。これはしばらく考えてみたいと思います。

とあるOBの行動

船橋さんの来カンの目的はキリロム工科大学の訪問でした。
数名のグループとともにキリロムを訪れた帰り、バスが渋滞で進まず、当日帰国する人たちは飛行機の時間が怪しくなったそうです。そんな中あるトビタテOBがバスを降り、走ってきた地元民のバイクを止めて空港まで行った(そのあとの話、飛行機に乗れたかを聞き忘れました)という話がありました。

話を聞くときは、話のテーマになっていた「行動力」に感心して私もそうありたいと強く思いました。が今になって、その「アイデア」もしくは「状況判断力」の大きさに気づきました。

進まないバスの中で外を見て車の合間を縫って進むバイクを見て思ったのか、もしくは以前より持ち合わせていたのか、私は知りませんが、困った状況の中でも解決に向けた確実な一手を打ち込める能力は、優れた人が持ち合わせておくべきなのかもしれないと思いました。

これも経験と知識によるものが大きいとするならば、するならば何になるのでしょうか。

外圧が大きい

進路に関する相談の回答として船橋さんが語った自身のストーリーの中で、数多く繰り返したのは「外圧」という言葉。周りの圧力によって人生の決断(もしくは判断)をすることが多かったそう。

これも考えてみれば、自身の能力と周囲の趨勢をよく見たうえで、決断なり判断を下していることなのかもしれないと思いました。

まいにち日記12/12 無人の水曜会と風邪?

実質のまいにち日記が早速登場です。
昨日のことを振り返ります。

昨日は朝から頭が痛い。ついでに背中も痛い。風邪のような感じのダルさでスタートしました。
思えば、「自転車で道を間違えて困った夢」で寒気がして飛び起きたのでした。影響はあるのでしょうか。

頭が痛かろうと、背中が痛かろうと平日なのでお仕事があります。
週末の「新刊発行のおしらせ」を作った後、週末のイベント情報を集めて、もう頭が働かなかったのでバックナンバーを読みました。

5時になって、クメールスタッフと競うように飛びてで家に帰って風邪薬を飲んで寝ました。

30分後に跳ね起きてカフェに行きます。水曜日の夕方は「水曜会」という集まりがあります。私がインターン生と若手在住者グループに呼びかけて勝手に作った、有名無実の集会です。
この集会にだれも来ませんでしたので、2時間ほど滞在して帰りました。

帰ってさっさと寝ました。

昨日のことを月明かりに照らされたリバーサイドで下手なカラオケを聴きながら書いています。
さっきトビタテの船橋さんにあいました。それはまた後で。

まいにち日記12/11 カフェとスーツの休日

今日のカンボジアは祝日なので朝から、パソコンに向かって作文をしていました。留学の状況を報告するような作文ですが、まじめなものではありません。その文章を書きながらいろいろ思って、結局1日かけても書けませんでした。今日の一日は考えが行き詰まっている間の物語です。

気づいたらお昼だったので、ボンケンコンの香港茶餐店のとなりにある老上海雲呑王(店名・地名のリンクはGoogleマップが開きます)に行きました。

最近は、断食をする人は寿命が長いとかなんとかいう怪しい情報を試そうと朝ご飯を止めていますので、お昼も小食気味です。

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「鮮肉大雲呑(餃子)の小 4ドル」を頼みました。餃子のスープです。

そのあと近くのBROWN ROASTERY BKKに行きました。ここはカンボジアで人気のBROWN COFFEEというカフェにコーヒー豆焙煎工場が併設されたお店です。道路を挟んだ向かいには普通のBROWN COFFEEがあります。

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ここで3時間ほど、こめかみに手を添えた夏目漱石のポーズをしました。

それでもできないので、予定を繰り上げて先にスーツの仕立て屋に行くことにしました。カフェからしばらく行ったところに英語レビューが多い仕立て屋が3店舗集まっていたのでそれぞれ見比べてと思っていましたが、めんどくさくなって一番近いところに行きました。

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値段を聞いたら180ドルか250ドルということ、相場をしっかり調べてこなかったのと、他の店にも聞かなかったので、適正なのかどうかわかりませんでしたが、日を改めるのもおっくうなので即決で決めました。実際、安いような気がしました。

後ほど冷静になって考えてみると、生地が違うだけで70ドルも差がついたり、シャツが30ドル前後でスーツは6倍だったり、いろいろ怪しいですが今回は授業料とテーラーへのクリスマスプレゼントということにします。(この記事をGoogle翻訳したものによると「特注のスーツはスタイル、カット、生地に応じて70ドルから150ドルです。」だそうです。)

生地を選んで採寸して、180ドルのうちデポジットは好きな額でいいということです。キャンセルするつもりは全くないので手元にあった50ドルを払いました。くそー!

100ドルのメリークリスマスということで。

そのあとスターバックスで作文の続きをしました。進みませんでしたが、あきらめて帰りました。

家まで歩いて帰る途中で、ふと「にゃむ」に行こうと思い立ち、にゃむに行きました。一人で入る勇気が出なかったので向かいのケーキ屋さん「ふわり」で1ドルになったチョコケーキを食べたあと、にゃむに入っておでんとキムチチャーハンを食べました。

帰りにカンボジアの有名人の影が見えました(笑)

今日は時間とお金の喪失感がすごい一日でした。今日の経験からしっかり学んでカイゼンすれば勝ち越しなのでまた挑戦します。

まいにち日記 箕輪編集室ミノンペンフェスにての雑感

今日、というより昨晩、幻冬舎の編集者である箕輪 厚介さんとカンボジアを拠点に活動している企業の代表2名との対談がカンボジアのプノンペンにて「ミノンペンフェス」というイベントの一環として開催されました。

 箕輪さんについては、メモ魔を読んだぐらいで名前すら知らなかったのですが、プノンペンのインターンコミュニティで「学生参加無料」という情報が流れていたので、興味本位で行ってみましたので、頭の整理もかねて雑感を書きます。

レポート?

こちらの「みの編」の方の速報レポートにそのまま書いてあります。

minohen.com

質疑応答ではオフレコ案件がいくつかありましたので、書かれていないのだと思います。

感想のようなもの

「日本中の優秀な学生を束ねているとかいないとかいう、有名人が来るらしい」という話を聞いたときにふと思い出したのが、吉田松陰という郷土の偉人の「勉強するなら丸呑みするべからず」といった風合いの言葉でした。

うまく言えばクリティカルシンキングとか東大読書の要旨ですが、私の場合は知らないがゆえに軽んじていたという程度の再発見でした。

そんな風に思いながらも、「自己分析の必要性」と「凄さの根源(?)」について新しく何かを学びました。

自己分析

対話の中で箕輪さんは繰り返し「根っこの部分」「コアの部分」と言っていたことに加えて、自身の分析結果のごく一部を実例として紹介していました。その例は非常に論理的でありながら、しかし奇異なものでした。

本の「はじめに」を書くという話では、書くことがないという発見を通じてドラマチックに生きようと思うこと。また、原体験を整理することを通じてコアを発見することが大切だと強調していました。

実際に、ラストマイルワークスの方との対談では、「何につまずいたの?」「達成感感じたことは何?」といった様な「なぜ・なに」の質問を繰り返し、具体的な言葉を引き出すことで、言語化することを実演していました。

また、素直に分析が有用であると発見しました。

ソルティーロのブランディングに関するアドバイスではソルティーロに所属する日本人選手がイケメンばかりであることに言及し、そこから選手個人のSNSからの逆流(今の主流に対して逆ということ)の実現可能性、効果が高いことを指摘していました。事前にソルティーロをある程度分析したうえでのアイデアではないかと思います。

編集業だったりコンサルティングというようなことは、対象を分析しマネタイズできるところを発見するという事なのかもしれません。

凄さの根源(?)

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箕輪さんは壇上に立って話をしている最中に、がぶがぶ酒を飲んだり、スマホで調べものをしたり(もしかすると完全な別件かもしれません)と破天荒さを感じました。

しかし、話せばのどが渇き、のどが渇けば飲みものを飲む。知らないことがあれば調べる。という普通のことをしているだけで、そこに異常さを感じるのはむしろお客さんの行儀が良いからではないかと思いました。

凄い凄いと崇められているような人がスマホで調べているかもしれないにもかかわらず、お客さんはその様子を眺めていたり、メモを取っていました。

そういう常識的なことに関して、無関心でいられるような人がすごい人なのかもしれません。そして、それを体現できる人は、圧倒的な実力と結果によって支えられているということが、すでに常識になっています。

今後にむけて

超出過ぎた杭はもう誰にも打たれることもなく、多くの人が無駄にしているあらゆるリソースを自由自在に使えるのではないかと思いました。出過ぎた杭になるために今、あるリソースを自由自在に使えるようにならねばと思います。

超出すぎるために必要なのは「糧」ではないかと今は考えています。働かなくても生活が成り立つならば、あらゆる時間を意図するままに活用することが可能になるからです。

それが逆の方向でアントレプレナー的なモノにつながってきて、それが理念第一のようなことになっているのかもしれません。つまり意図する方向に時間を使うことで糧を得るという戦略のために、意図が過剰に重要視されるようになっているのではないかと思います。でも結局、その意図によって当座の回転資金を得るわけです。

理想的に始めれば、うまくいく意図のテンプレ集(技術かもしれません)のようなものにありつける可能性が高いですが、私は羅針盤を回して餓死するようになっています。

自己分析をして、圧倒的に飛び出る勝負ができるようなカーロッシー(クメール語の「食い扶持探しの仕事」)を見つけようと思います。

まいにち日記11/26 猪突猛進な決断

カンボジアで迷子になった若者の日記#5

随分前ですが、水祭り前に「カンボジアで免許を取って、日本で外免切替をすると5万円ぐらいで普通自動車免許が取れるのでは」と思い立って、水祭り明けにプノンペンにある日系の自動車学校に行きました。そこでいろいろお話を聞いて、11月30日に1回目の講習を受けることにしました。

講習を決めた後、「いろいろあって週に1.5日しかない貴重な自由時間をもっと有効に使うべきだ」と気づきました。確かに外免切替も魅力的ですが、超好きな自転車に乗って郊外を散策したり、現地の人と交流したりとか、ほんとうにカンボジアでしか体験できないことをしたいと強く思うようになりました。

 今日は、教育支援系の団体でインターンをしている方と話することがあり、その中でプノンペンの南の方に住む貧しい子供たちの話を聞き、無性に会って話をしてみたくなりました。

僕はクメール語ができないうえに、学校に行こうとは思わないので、月3万円ぐらいで個人指導ができる人をさがすことにしました。数日かけて呼びかけをしてみようと思います。

明日は、自動車学校にお詫びの電話を入れて、南の方で貧困支援をしている団体の代表にメッセージを送ってみます。

なんの経験も知識も実績もない僕に人助けができるとは思いませんが、ひとつひとつ壁を乗り越えながら、前に進んでいくような生き方だけはできるので、そうやって生きていけるように頑張ります。

今は漠然としたテーマを「貧困の改善」として、ここでできることを精いっぱい猪突猛進やってみたいと思います。

まいにち日記11/15 夕食は「焼きそば」できまり?

社会もキャンパスライフも知らない20歳がカンボジアインターンの日々をチロチロつづる日記#4

ここ数日、インターンでは次の雑誌に載せる記事を書いています。カンボジアの働く人に話を聞くという記事を、カンボジア人先輩スタッフがインタビュー、僕が書くというカン日コンビでやっています。
伝聞をもとに文章を書くのは、言葉のニュアンスが分からないので超難しく、時間をかけています。

これまではちょっと背伸びして食レポをしていましたが、日本でもしないことをわざわざカンボジアでする必要はないなと思いました。「うまい」以外なかなか出てこない感想をひねり出すより、驚いたことやオモシロいと思ったことを素直に書く方が、背伸びしなくていいだけでなく時短にもなる気がして、今日から思い付きを形にしていこうと思います。

今日は、最近始めたインターン生の自炊について背伸びなしで紹介します。

 

そばのように細いパスタ

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最近はこの超細いパスタ「Capellini(カペリーニ)」にはまっています。
カペリーニはイタリア語で「髪」というらしくとにかく細いのが売りのスパゲッティーです。
ウィキペディアを見ると、オイルで炒めるとベトベトになるのでもっぱら冷製パスタとして使うとあります。 

カペッリーニ - Wikipedia

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ノギスがなかったので直径を測ることはできませんでしたので、正露丸の錠剤と並べて写真を撮りました。細さが伝わると願っています。

調味料のご紹介

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調味料は、とりあえず家にある全部です。
左から

  • 中国のニンニク唐辛子ソース
  • 香港の先生に貰ったXO醤
  • 安い醤油
  • オリーブオイル
  • カンボジア産(だと予想している)胡椒

XO醤は魚釣りのえさにそっくりです。なにか知りませんでしたが、これを書いている途中に高級食材だと知ったので、今後は計画的に利用していきます。

XO醤 - Wikipedia

いざインターンの自炊!

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取っ手までアツアツになる鍋で茹でていきます。なお右のコンロは火がつかないのでフライパン置き場になっています。

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パスタの湯で時間は3分だというので、すぐに鍋とフライパンを入れ替えてペペロンチーノのおぼろげな記憶を頼りに、強火で熱したフライパンにオリーブオイルとニンニク唐辛子ソースを入れました。

オリーブオイルが飛び散りました。

レシピによるとフライパンの余熱は不要でした。

基本のペペロンチーノの人気レシピ・作り方 | 素人の味から今日で卒業、家庭で作れるプロの絶品レシピ! ゼクシィキッチンでかんたん・おいしい

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記憶では乳化とかあったので、ゆで汁をスプーンで少々入れて(メニューによるとお玉2杯)、麺と残りの調味料をぶち込んで炒めて完成です。

これによると「パスタは茹でて食べるもので、炒めて食べるものではない。」そうです。ついでに乳化と美味しいペペロンチーノがなにかわかります。

パスタの茹で汁を利用!乳化によって美味しくなるパスタソースとは? | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし

焼きそばの完成

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できた焼きそば。タイトルの通り焼きそばなので間違いありません。
混ざりが甘くところどころむせるほど辛い、薄めのしょうゆ味の和洋中風ロシアン焼きそばの完成です。

辛い焼きそばのお供に香港の思い出を!

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焼きそばのおともは日本であまり見たことがないココア飲料 Ovaltine です。香港でほぼ毎日見かけたけど1回しか飲まなかったという思い出があります。しかも阿華田というつづりでまず読めず、なんとなくアバテーンだと思っていました。

これは、MILOと同じ立ち位置の健康になるココアです。香港は阿華田が優勢で、シンガポールはMILO優勢でしたが、カンボジアは拮抗しています。

小麦感が強く、どれだけ薄めても粉っぽい後味が気になります。コーヒーに入れる粉ミルクを一緒に溶かすと、小麦が消えてココアになります。

オバルチン - Wikipedia

インターンの食卓

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インターン生の食卓は作業台と兼用でコックピットをイメージしたアイテムの配置をしています。左の青いのはお洒落なマガジンラックになっています。右の扇風機をつけるとどんなに熱々な料理、パソコンでもすぐに放熱します。

カンボジアは11月でもあったかいので扇風機はまだ活躍しています。

 

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