ベトナムのホーチミンに行ってきた！ドタバタ観光（後編）
先日、ホーチミン旅行の前半をお伝えしました。
旅行の後半のことはNyoNyumのインターン日記に書いているので、すこし真面目なこともつづりながら、2日目の様子をお伝えします。
seishirocambodia.hatenablog.com
ホーチミンの日本人宿「兎屋（うさぎや）」
ホーチミンのことをほとんど調べていなかったので、「地球の歩き方」を読むために日本人宿に泊まることにしました。
東南アジアの日本人宿は、少しいいゲストハウスという立ち位置で清潔でサービスがいいことがほとんどです。兎屋も例外なく綺麗なゲストハウスでした。公式ホームページのギャラリーには、ゲストハウスの雰囲気のわかる写真があります。
私はMIXドミトリーを利用しました。
兎屋ドミトリーのいいところは、ベッドが超広いことです。
カプセルホテルのような半分個室になっているセミダブルサイズのベッドで、内側では座って作業できる高さがあります。記念撮影もできました。
ゲストハウスには、そこで出会った人と一緒に行くことができる、いろいろなオプションツアーがあるので、計画に余裕が旅行にはおすすめです。今回の私のように1泊するだけだとすこしもったいないように思います。
ベトナム戦争終結の地
ホーチミンはベトナム戦争が終わったことでできた街です。もともとはサイゴンという名前でしたが、ベトナム戦争で勝利した北ベトナムの英雄の名前に変わりました。サイゴンは戦争で敗北したベトナム共和国（南ベトナム）の首都でした。
1975年4月30日、アメリカ軍の民間人避難作戦が完了したのち、サイゴンを包囲していた北ベトナムの軍勢がこの首相官邸に突入して戦争が終わりました。
陥落したときの首相官邸の様子は、上のサイトにある動画の1分20秒あたりで見ることができます。
芝生の広場と階段は今も残っています。
その首相官邸に行ってきました。統一会堂という名前で呼ばれています。
建物内部は博物館になっていて、南ベトナム首相官邸の様子を見学できます。屋外には突入した戦車のレプリカや戦闘機が展示されています。
建物内部は地上と地下で役割が分かれています。地上は開放的で明るく、鮮やかな色のじゅうたんや高級そうな調度品で飾られ、とても豪華です。
一転して、地下は戦争のためだけの空間です。防空壕としてだけでなく、戦争中の国家運営を行うための施設が詰まっています。
写真は地下にある首相専用ベッドです。寝室の入り口に仕切りはなく部屋の半分は共用の廊下になっています。
ベトナム戦争の博物館
首相官邸のすぐ近くにベトナム戦争の遺したものを展示している博物館があります。
ここでは戦争で実際に使用された武器、従軍記者の記録、枯葉剤の被害の記録、反戦運動の記録などベトナム戦争の全体像を学ぶことができます。
屋外には、戦車や大砲、戦闘機やヘリコプターが展示されています。
屋内ではミサイルといった現代兵器、地雷の展示だけでなく、戦争の背景や状況の変化を紹介するパネル展示などがありました。
従軍カメラマンのコーナーでは、日本人に関する展示もありました。
僕はこの一ノ瀬泰三さんの写真に感動しました。一ノ瀬さんはベトナム戦争が飛び火したカンボジアへひとりで取材に行き、シェムリアップで亡くなりました。
ベトナムの路肩フード バインミー
ベトナム最後のご飯は帰りのバス停近くにあったベトナムのパン、バインミーにしました。
バインミーは柔らかいフランスパンに野菜とお肉と目玉焼きとソースを挟んだサンドイッチ風のパンです。ほんとうはHyunh Hoa Sandwich shopのバインミーを食べたかったのですが、開店時間がバスの出発時刻と同じ午後2時だったので買えませんでした。
地球の歩き方に載っていたので、是非食べてみたかったです。
最終目的のビザ
2時に乗る予定だったバスが故障して、出発時間が3時になりましたが、無事国境につきました。
国境でのビザの取得は特別な申請用紙を記入する必要はなく、入国カードと現金35ドルをもってビザカウンターに行くと買うことができます。空港では印刷機で名前やパスポート番号がプリントされますが、ここでは手書きでした。
